日本の世において、女性は2つにわけられます。それは“結婚をしている女性”と“独身の女性”。結婚をした女性には“結婚する理由”があり、同じように独身でいる女性には“独身でいる理由”があります。今日は結婚をしている20代から30代の女性に「あなたはなぜ結婚をしたのか?」という質問をしてまいりました。最近、無性に結婚に焦っている方にお届けします! あなたは、結婚で何を手に入れたいのでしょうか? そして、それは結婚をすることで本当に手に入るのでしょうか? かずかずのリアルな声に、あなたの結婚観も変わってくるかもしれません。
彼が転勤族だったから
「彼は全国に店舗展開する量販店の販売員。転勤もあるし、遠距離だと結婚が遠のきそうだったので、すぐに結婚の話を切り出した」(20代/パート)
▽ 遠距離恋愛は恋の進展を鈍足にしてしまうこともあります。結婚には即決即断も必要ということでしょう。
子どもが欲しかったから
「子どもが2人は欲しくて。でも自分の年を考えたときに、タイムリミットは迫っていた。なので“恋している人”でなく、“ちゃんと収入のある人”と結婚しました。タイプではなかったけど、誠実だった」(30代/専業主婦)
▽ ゴールからの逆算で「今すべきことをブレずに貫く」というスタンスに感服いたします。あっぱれです。
自分の夢があったから
「役者の仕事をし続けるために結婚しました。役者は収入が不安定だから、誰かにある程度養われないとダメだと思った。彼もわかってくれているし、協力してくれてる。扶養の範囲でパートと役者の仕事をしています」(30代/女優)
▽ 筆者も役者の経験がありますので、そのお気持ちはよくわかります。確かに不安定な収入の中で夢を追うより、安定した生活を確立した方が賢いと思います。
両親を安心させたかったから
「私は、父が40歳で母が33歳のときの子どもなので、彼らが元気でいるうちに孫の顔を見せてあげたかった。遺伝子レベルで考えて、この人ならありかなって人を地元で探して結婚しました」(30代/専業主婦)
▽ 遺伝子レベルで考える、という言葉に筆者も脱帽です。確かにそうなのですが、なかなかそこまでの考えにはいきつけないと思います。ご両親は幸せ者だと思います。
いかがでしたでしょうか?
今回、10人の女性にインタビューをしたのですが、その内6人は、「結婚相手にぞっこんだったという訳ではない」と回答しました。そして、「人生の中で『こうなりたい』という目的があって、それにたどり着くために必要だったから結婚した」という方がほとんどでした。自分にメリットのある話であれば、妥協は必要なのかもしれません。
結婚で手に入るものは、安定とは限りません。ですが、もし、あなたが一人でいるよりも誰かと二人でいる方が今より豊かな人生を送れるのであれば、結婚も悪くないのかもしれないですね。