恋はしたいのに勇気が出せない、あるいは恋愛なんて面倒くさいだけなんて投げやりな人、でも本心では心から信頼し、愛し合える誰かとめぐりあいたいと思っていませんか? 恋愛に対して素直になれないのは、じつはありがちなステレオタイプにおちいっている可能性があるかもしれません。
今回は私たちを素敵な恋愛から遠ざけている、女子が信じこんでしまいやすいステレオタイプについて考えてみたいと思います。
ステレオタイプ1: 男はしょせん若くてカワイイ女が好きで、中身なんか見ていない
男はみんなルックスで女を吟味し、若い子ほどいいと思っている……なんていうのは典型的な思いこみ。確かにルックスや外見は第一印象としては大きなインパクトを持ちます。でもだからといって、すべての男性がモデルや女優のような女性と付き合いたいと思っている訳ではありません。
ちゃんと長く付き合っていこうと思うなら、性格や内面が自分と一致する人を、と思うものです。どんな美人でも自分と相性が合わなかったり、性格が高慢で人を見下すような態度をとるような女性だったら、遠からずフラれることでしょう。
女性は自分のルックスや外見についてとりわけシビアに判断し“もっと美人だったら……”と考えがちですが、ルックスについてとらわれているのは実はあなた自身なのかもしれません。
ステレオタイプ2: 男はみんな結婚となると及び腰になって、問題を先送りしようとする
“もう何年も付き合っているのに彼から決定的な一言がきけない、プロポーズしてくれない”というのは、アラサー世代なら身にしみて理解できるお悩みではないでしょうか。そんなとき“だから男は結婚となると、尻込みして……”なんて早急に決めつけたり、強引に迫ったりするのはよくありません。
結婚のような人生の重大事になると、男性としては“自分は彼女を幸せにできるだろうか”ということをより冷静な視点で考え、大きなプレッシャーとしてのしかかってくるのです。
そのぶん女性よりも決断に時間がかかってしまうのはいなめませんが、いったん心の準備が整えば誰の指図を受けなくても、きちんとアクションを起こしていきます。一生を左右するようなことなのですから、ある程度の慎重さがあるほうがかえって信頼できそうです。
ステレオタイプ3: 男は自分よりスペック(学歴・収入・身長など)の高い女とは付き合いたがらない
学校ではまじめで優等生、社会人になってからも懸命に働いて高収入だったりいいポジションを得たハイスペックな女子ほど、男性から恋愛対象として敬遠されると感じがちです。学歴も収入も女のほうが上だと、男としての立場が危ういと感じる男性は確かにいます。
でもそれは女性のハイスペックさ以前に、男性本人の劣等感やコンプレックスによるところが大きいと考えたほうがよいでしょう。でも多くの男性はそんな女性の成功やがんばりを認めエールを送るし、自分の人生をより豊かにしてくれるパートナーとして尊重してくれるはずです。
ただし気をつけたいのは、そんな成功ゆえに傲慢になったり、人を見下すような態度をとること。どんなに社会的に成功していても、カップルとして相手をリスペクトする気遣いと謙虚さを失わないようにすることです。このふたつがなかったら、たんなる嫌味な女になりさがってしまいます。