一般的にはニキビやダイエットの大敵として認識されているチョコレート。でも意外にも古代は「神の食べ物」として崇められ、中世ヨーロッパでは薬として売られていた過去も。バレンタインの前に知っておきたいチョコレートの健康・美容効果をまとめました!
大好きな彼に渡す人は話のネタとして、1人でチョコ食べてやる! という人は食べる言いわけとして使ってくださいね。
1. じつは美肌に効果的
チョコレートに含まれるフラボノイドには、血行をよくする効果があります。また日焼けややけどなどからお肌を守ってくれることも立証されています。そして! なんといっても、抗酸化成分であるカカオ・ポリフェノール。その含有量は赤ワインの2倍以上あると言われ、肌の老化を進める活性酸素を除去してくれます。つまり、アンチエイジング効果があるということです!
2. 身体にもいいことが!!
チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールには、ガンや動脈硬化など病気の原因になる活性酸素や血中の悪玉コレステロールをおさえる抗酸化作用があります。
またカカオはとてもミネラルが豊富。アレルギーや花粉症の抑制、血圧の上昇をおさえたり、鉄分が貧血の予防、食物繊維が便秘解消など健康にも役立ちます。
3. ダイエットの敵……ではない!?
「チョコレートを食べると太る」というのは一般的な認識ですが、じつはカカオにはダイエット効果も。カカオ・ポリフェノールが満腹中枢を刺激してくれるんです。栄養価も高く腹持ちもいいので小腹がすいたときや間食におすすめ。
また、エピカテキンという成分は体重を減らす効果があると言われています。
4. 精神面にも作用! 心を安定させる?
チョコレートの甘い香りは集中力や記憶力を高めることが最近の研究でわかりました。また、テオプロミンという成分は神経を落ちつかせ、リラックス効果があります。ヨーロッパでは夜寝る前に食べたり、精神的なストレスをやわらげることで知られています。
5. 意外にも“歯”にもいい??
烏龍茶や緑茶に虫歯予防の成分が含まれているのはご存じですか? じつはカカオパウダーには、それ以上の予防効果があると言われています。抗菌作用、また歯垢をつきにくくする、虫歯予防などの効果があると言われています。
いかがでしたか? 「美容と健康にいい」という事実がどんどん明らかになるチョコレート。でももちろん、私たちが手にするのはおいしく加工された「お菓子」であることをお忘れなく。いい効果もありますが、糖分、脂質が多いことも頭の片隅に置いておいてださいね。
美容な健康のために食べるのであれば、カカオ70%以上のダークチョコレートが脂質、糖質が少なめでおすすめです。また、チョコレート中のダイエット効果のあるエピカテキンが血中に残るのは2時間程度なので、少量を2時間おきにとるのがダイエットには効果的と言われています。
もうすぐバレンタインデー。彼や旦那さんにあげる人も、片思いの彼に渡したい人も、友チョコとギリチョコしか予定がない人も、なんの予定もない人も――甘くて幸せなバレンタインをすごしてください……!