仕事で失敗してしまったとき、疲れているとき――彼になんて声をかけてあげればいいか悩みますよね。彼女として支えになりたい、彼が弱音を吐き出せる存在でありたいと思うのは当然です。ですが、いざというとき言葉が浮かんでこなかったり、よかれと思ってかけた言葉で彼をより苦しめてしまった、ということもあるかと思います。
そこで今回は、弱っている彼にかけて良い言葉、いけない言葉をいくつかピックアップしてみました。
「頑張れ!」は負担!?
彼は自分でできる限りの努力をしているのに、うまくいかずに悩んでいます。そこで追い討ちをかけるように「頑張れ!」と言葉をかけてしまうと彼はもっと苦しい思いをすることに。
「もっと頑張らなきゃいけないんだ」「俺の頑張りが足りないんだ」と負荷をかけすぎて、体調が崩れてからオーバーヒートしていることに気づくパターンが多いんです。では、どのように声をかければいいのでしょうか?
彼を救う言葉、「頑張ってるよ」
彼はじゅうぶんすぎるほど頑張っているので、その頑張りをほめてあげましょう。「じゅうぶん頑張ってるよ、私は知ってるよ」と声をかけてあげると、救われた気持ちになります。
「ちゃんと見てくれてる人がいるんだ」と思えるのはなによりも心の支えになりますよね。頑張りを認めてくれている存在がいれば、無理にそれ以上エンジンをかけませんし、自分のペースでこれからも頑張ろうと前向きな姿勢を見せてくれるはずです。
アドバイスはNG
「もっとこうしてみたら良いんじゃないかな?」「私はこう思うよ」というのは、意見を求められたとき以外言わないほうが無難。アドバイスじみたことを言われてしまうと今の自分を否定された感覚になり、さらにもっと頑張れと言われてるような気持ちにもなりますので、彼はよけいに落ち込んでしまいます。
相づちだけでOK
彼はとにかく話をきいてほしいんです。話をきいて「うんうん」「そうだね」「つらかったね」と言ってもらえるだけで救われるんです。なにか言わなきゃ! と思いすぎずに、彼の話に耳をかたむけて相づちを打つだけで問題ありません。自分の弱い部分をしっかり受けとめてくれる人がいるというだけで、心の支えにはじゅうぶんですよね。
まとめ
「彼を元気づけなきゃいけない」「気のきいたことを言わなきゃいけない」と思いすぎることはNGです。女性も同じですが、話をきいてほしいだけのときってありますよね。意見を求めてないのに意見を言われると、「そういうことじゃない!」と思う方も多いのではないでしょうか?
それは男性も同じ。彼女には“包容力”や“いやし”を求めています。彼のすべてを受け止めるつもりで、ただ彼の話に耳をかたむけてあげてください。それができるだけであなたはとてもいい彼女なんですよ。