一目見ただけでその人のことを好きになってしまう一目惚れ。これに関与するのが外見的魅力ですが、これは恋の重要な要素です。「外見=ルックス」が好みの異性に対しては、誰でも胸がキュンキュンとしてしまうもの。
しかし、相手をよく知らないのに単なる好意を超えて一目惚れしてしまうのはなぜなのでしょうか?
一目惚れするわけとは?
1. 思い込み
外見が魅力的だと性格を知らないのに性格もよいと考えたり、自分の中にある理想像にあてはめて好きになってしまいます。たとえば、小さいころ誰しもハマる少女マンガ。ヒロインの相手役はかっこよくて性格もよく人気者という設定が多いため、ロマンチックに憧れる女性は「かっこいい=きっと内面もステキに決まってるわ!」と思い込んでしまうことが多いのです。
2. 顔立ちが似ている
人は無意識に自分と似た人に対して親近感を覚える傾向があります。
たとえば、二重目の人は二重目の人に、面長の人は面長の人に……といったように、目や鼻などの顔のパーツ、顔立ちが似ている人に惹かれやすいのです。たとえると、学生時代の女子が集まるグループ、似た者同士が仲良くなっていませんでしたか? また、あなたのまわりのカップルや夫婦を見ていても雰囲気や外見要素でなにか似ている部分があるはずです。
3. においで遺伝子を嗅ぎわける
よく無意識に「におい」で惹かれているときいたことはありませんか? 人は相手のHLAタイプを「体臭」によって嗅ぎわけすることができます。HLAとは白血球の血液型のようなもの。HLAタイプが異なる相手との子どもは生命力があるとされているため、無意識に本能的に嗅ぎわけ、HLAが似た相手を不快に感じ、違う相手を好ましく感じるのです。
一目惚れの恋は長続きする!
一目惚れの相手とお付き合いをすると長期間交際が続いたり、一目惚れの相手と結婚すると離婚率が低いといわれていますよね。「第一印象がその人の一生を決める」という言葉もあるように、一目見て好きになっている思いは相当のもの。ケンカをしても困難があっても、最初の直球で感じた「好き」という思いが上まわるのでうまくいくのです。しかし中には一目惚れした相手がダメ男でなかなか抜け出せなかったという現実も。一目惚れした相手がどんな人なのか見極めることも大切です。
男性にも女性にもありがちな一目惚れは直感的に・本能的に恋心が生まれていました。一目惚れをしやすい人は、自分はどのパターンなのか振り返ってみるとおもしろいですよ。