みなさ〜ん プリンケツしてますか〜
アンチエイジングという言葉が流行りだしてから随分と経ちますね。お肌のエイジングケアも重要ではあるのですが、姿形から醸し出される印象にも気を配る事は大事ですよね。遠くから見た姿で、実年齢よりも年配に感じさせられてしまう人がいます。それは、姿形や動きから受け取る印象がそのように感じさせているのですね。そうなると、いくらお肌が美しくなってもなんだかちょっと残念な気がします。だってそもそも私達がアンチエイジングを求めているのは、「何所から見ても健康的で美しく、肌も身体も実年齢より若く見られる様になりたい」という願望があるからですものね。
自分では気が付いていない老け姿勢
遠目で見た時に老けて見られる人の特徴は、前肩で頭も若干前方に突き出した姿勢の人が多い様です。ここで次に挙げる項目をちょっとイメージしてみてください。要するに老け姿勢とは、①背中は丸くなり②肩が前に出ていて③掌を後ろに向けて肘を後ろに引き④頭は前に傾き⑤前方を見る為に顎を突き出して視界を調整している格好です。イメージできましたか?そうそう、若者がおばあさんの物まねする時にやるあの姿勢の事です。「えーっ、そんな姿勢はもっと年寄りになってから徐々になっていくものでしょ!」と思い込んでいる人が殆どだろうと思います。そして、本来はきっとそのはずでしょう。しかし残念ながら現代では、なんと10代のうちから既におばあさん予備軍の様な姿勢の子が多くなってきているのです。
知らずに毎日行っている老け姿勢にさせる事
若い時から老け姿勢にさせてしまう原因は、毎日の習慣的な動きにあります。子供の頃から行ってきた長時間のデスクワークはもちろんですが、生活する上での動作の殆どは肩を前に寄せて行われています。その為毎日の同じ動作や同じ姿勢の積み重ねにより、上腕骨頭が前方に移動した前肩と呼ばれる状態になってしまうのです。その上運動不足で肩関節を大きく動かす動作も行わないとなると、徐々に前肩姿形として形状記憶されるようになります。現代人の殆どは昔の女性の様に毎日肩関節を後ろに回して後ろで帯を結ぶ様な、肩甲骨を寄せたり胸を広げて行う動作を日常の生活動作でしなくなっている事も原因にあるでしょう。
肩って本当はどこの事を指しているの?
皆さんに肩の場所を聞くと一般的に返ってくる応えには複数あります。一つ目は上腕骨の骨頭の部分(肩の端)、二つ目は首の付け根付近の筋肉の盛り上がっている部分、三つ目はその両方を含めての範囲一帯です。肩関節というのは、肩甲骨、上腕骨、鎖骨の3つの骨で出来た関節ですので通常はその周辺の事を肩と呼んでいます。また前肩とはこの3骨の接触面が歪んでいる状況なのですが、酷くなると肋骨にまで影響を及ぼすので若干複雑な問題でもあるのです。
肘の捻れを放置するとおばあさん肘になる
肩関節を構成している上腕骨は、肘のところでは肘関節も構成しています。一つの骨が両端で関節を構成しているため、片側が歪むと当然反対側にも悪影響を及ぼします。肘関節も3つの骨(上腕骨、橈骨、尺骨)で構成されています。尺骨は上腕骨の動きに従って捻る動きを行うのですが、上腕骨が歪んだ状態でいると捻れたままの位置に留まってしまうのです。肘が歪むと、物を掴むとか、ヒモを結ぶ時に手に力が入り難くなるなどの支障もきたすようになります。
バンザイで両腕がY状に広がったていたら要注意!
バンザイをしてみると平行に挙っていない。バンザイをして両手を合わせると、片方だけ肘が曲がっている。真上迄腕が挙らない。などがある場合、肩関節が前肩の歪みを起しています。
背中で手を組めますか
右手は肩の上から左手は後ろに回して両手を繋いでみましょう。またその逆もやってみましょう。もし手を繋げない場合は、どちらかもしくは両方が前肩になっている可能性があります。