皆さんは、ふだんのメイクにどれくらい時間をお金をかけていますか? 多くの人は、なるべく安く、しかもキレイに仕上げたいとお思いでしょう。そのために便利なのが、ひとつのコスメグッズを本来の用途以外にも使いマルチタスキングさせること。いくつものアイテムを揃えなくても、化粧ポーチのなかだってすっきりと最低限のものですみます。そんないろんな活用法を知り、もっと賢くキレイを目指してみませんか。
えっ! こんなふうに代用できるの?? 知って得するコスメグッズの活用法いろいろ
マスカラの活用法
・ブラウンマスカラで眉毛をコームして、整える
・黒あるいはブラウンのマスカラをアイライナー代わりに使用し、先端で目尻のハネを入れる
・髪の生え際の白髪にマスカラを塗り、即席白髪隠しとして使う
アイシャドウの活用法
・口紅の後、唇の中心にアイシャドウを軽くのせ、口紅の色に深みを出す。また口紅を長持ちさせる効果もある
・クリームベージュやピンクのアイシャドウをハイライトとして使う。頬骨のトップから鼻筋の下あたりにまで入れ、パールのような艶やかさを出すことができる
・眉毛と同じ色のアイシャドウを選び、眉毛用コームにつけて眉全体にサッとつけて仕上げる。
コンシーラーの活用法
・アイシャドウの下地としてまぶたに軽くコンシーラーをのせれば、アイシャドウを長持ちさせられる
・コンシーラーを唇全体につけ、ソフトでヌーディ―な質感にできる
・口紅のにじみを防ぐのに、コンシーラーで唇の輪郭をなぞっておくとよい
リップグロスの活用法
・ぴょんと目立つアホ毛や縮れ毛を整えるのにリップグロスを使う
・アイシャドーの下地として使ったり、眉毛を整えて最後の仕上げにも
口紅の活用法
・口紅をチークとして指で軽く頬にのせる
ベビーグッズもあなどれない
ほかにも、意外と使えるのがベビー用グッズです。たとえば赤ちゃん用のおしり拭きはメイク落としにも使えるし、なにより経済的。またベビーパウダーもドライシャンプーとしても使うことができたりしてとっても便利。シャワーする時間がなかったり、これからの季節キャンプなどのアウトドアできちんとしたシャワー設備がないところでも、ドライシャンプーなら時間や場所を選ばず、手軽にできます。ベビー用グッズは肌が敏感な赤ちゃん向けのものですから、大人で敏感肌の人でも安心して使用できるのも大きな魅力のひとつと言えるでしょう。
いかがでしょうか。プロのメイクアップアーティストのやり方を見ていると、グッズを多様に使いこなし、きれいな仕上がりを作っていますよね。コスメグッズも本来の使い方だけにこだわらずにちょっと発想を変えてみれば、いろんなことにもっと活用することができるし、もっともっと世界も広がることでしょう。
そうすればきっとあなたのメイクもより自由で、今までとは違う仕上がりを実感できるはずです。固定観念にとらわれずにいろんな使い方を試し、自分オリジナルの活用法をどんどん広げていってはどうでしょうか。